HI LIFE
4月25日
ナマステ~。
日本の皆さん、お元気ですか?
2日前にダウラギリのベースキャンプに到着しました。
ベースキャンプまでの道のりが軽い散歩程度だと考えていた僕がバカでした。
高所順化のために時間をかけて高度に慣らしたうえで、
途中のキャンプに停滞日をもうけて、ゆっくりと峠を越え、
万全の状態でベースキャンプ入りしようという作戦だったはずなのに、
シェルパ頭のマンさんが「一気に峠を越えてベースキャンプ入りしましょう」
というではありませんか!

僕らは高所順応が不十分のまま、標高2600mのマルファ村を出発。
急な坂をぐんぐん登り、標高約4000mのヤック・カルカに1泊。
すでに疲れている隊員とポーターに追い討ちをかけるように
雷とアラレの嵐!
翌日、頭痛と食欲不振などの高山病の症状が出始めた隊員が、
自分のことで精一杯だというのに、雪のトラバースで
ポーターたちが次々と滑落しそうになり、それをサポートすることに。。。
標高4800mを越える高所でダッシュを繰り返し、荷物を起こしてあげたりで
もうキャンプに着くころにはフラフラ。
今までほとんど高山病の症状が出たことがない僕でさえ、
高所で初めての頭痛を経験したのでありました。
やー、それにしても、みんな無事に着いてよかったと喜んだのも
束の間、なんとポーターが5人、荷物を置いて逃げたというではありませんか!
おいおい!!

4860mのキャンプで体調不良とポーターの問題で頭を抱える僕らに、
またも容赦ない吹雪が。。。
翌日、起きてみるとシェルパ頭のマンさんとポーターたちが、なにやら
もめている様子。
聞いてみると、ポーターたち全員が「もう行かない。帰る!」と
言い出したというではありませんか!
ここまできて、そりゃないっしょ!
こうなったら僕らは祈るしかありません。
結局、マンさんが上手く話をつけてくれて事なきを得ました。
マンさんは「私は今までこの峠で何回もポーターに逃げられているんです。
だから、とにかく早く峠を越えたかったんです。」
なるほど。マンさんが急いでいたのはそういうことだったのか。。。
疲労困憊の我々は、標高5360mのフレンチパスを越え、ようやく
ダウラギリベースキャンプが見えてきました。
標高2600mのマルファ村から、高所順応なしで標高差2800mも登ったことになります。
いや~、疲れました。
今はダウラギリの快適なベースキャンプで体を休ませています。
ずっと体調不良だった今回の主役、栗城史多くんも元気回復。
今回は彼の身の回りのサポートと通信係りとして、
活躍したいと思います!
スキーもできたらいいな!
ここから見た感じ、あんまりできそうなところないけど(笑)!